服は買わない
airCloset (エアークローゼット)とSUSTINA(サスティナ)を軽い気持ちで比較していたら背筋が凍った。
大ブームの「断捨離」は、圧倒的に若い世代が得意だそうで、
例えば、彼氏と別れるとか、そういう大きな出来事(?)があると
持っている服をすべて捨ててしまうとか、
会社を辞めたとたんに「生まれ変わる」ということで、
「新しい自分との出会い」とかいうテーマで
スーツやバッグ、働いていたときの名刺屋資料をすべて捨ててしまう!
とか、とか、とか、とか………
生まれ変われるかもしれないな〜と思いつつ、
捨てるのが苦手な世代としては、羨ましいやら驚くやら!
そもそも、壊れるまで、なくなるまで(鉛筆の芯とかのことですよ)
買ってもらえなかった世代ですから、
「まだ使えるモノを捨てる」っていうことがストンと腹に落ちないのですよ。
いやいや、それだけではありません!
なんと、穴の空いたTシャツでも、気に入っているとどうも捨てがたい!
まさに壊れていても捨てられない……というわけです。
それでいて、一歩外に出ればリーズナブルなモノ、おしゃれなモノで
街は魅力に満ちあふれ、パソコンを起動すればその日のうちに届くモノ、
翌日には届くモノが次々と画面に出てくる!
モノは増えるわ………と思いきや、
所有欲のない世代にとってはちょっと価値観やツボが違うようなんですわ。
お気に入りのブランドの服を「借りる」っていうのがどうもいいらしい。
だからエアークローゼット! エアーなんですね(汗)
で、ハマケンさんは、人気のairCloset とSUSTINAを比較してみたというわけ。
このビジネスは、しばらく注目していかなきゃいけないと思うのと同時に
「欲しくない」とおっしゃる世代の皆さま方に、
きものやジュエリーをどう提案していくか?
という問題提起でもあるのです。
なんとな〜く閃いていることがあるので、またの機会にお伝えします。
ふふふふっ