時代の流れ
会社の、朝のお茶出しが廃止になりました。
時代の流れですね。
無駄なものはどんどん省かれて、
ムダのない社会、合理的な社会になっていく。
悪いこととはいえません。
ムダを省いていくのは大事なこと。
私は実は朝のこのお茶出しが大好きだったんです。
いつの間にか後輩のほうが多くなり、
私がお茶を出す機会は少しずつなくなり、
お茶をいただく立場になっていきましたが、
朝のほんの5分か10分のこと。
日頃お世話になっている、同僚や先輩、後輩に
心を込めてお茶を入れるほんの数秒、ほんの数分。
「どうぞ」「ありがとう」
そんな数秒でも、日頃、同じ案件をやっていない
別の部署の人などとの触れあいもあり、
とっても好きな時間でした。
一日に一度くらい、心を込めてお茶をいれる……
誰かが自分のためにお茶をいれてくれる……
そんな時間があることが日本人の心の「豊かさ」に
繋がるような、そんな気がしていました。
大変な仕事を終えて会社に帰ってきた上司や先輩に
「お疲れ様でした」とお茶を入れるのも
なんだかとてもステキな時間でした。
「いたわる」と「ねぎらう」は同じ文字を書きます。
労働の「労」。
「る」がつけば、労る。
「う」がつけば、労う。
ものすごく忙しい時でも、何時間もかかることではありませんし、
ほんの数分ですむこと。
仕事に集中している合間にちょっとした気分転換になったり、
お茶を入れた相手からの
「ありがとう」で気持ちがリセットされたり……
逆にこちらが元気をもらえたりして……
そんなイイコトもたくさんありました。
自分が直接担当をしていないお客さまにお茶をお出しするときも
口に出してお礼をおっしゃる方ばかりではないけれど、
一瞬だけ目が合って、そして何かが通じ合う。
この、あ・うんの呼吸って、
日本人の「察する力」に通じる物があるような気がします。
温かいものしか飲まない
コーヒーが苦手
タバコを吸う、吸わない
暑がり、寒がり
少しずつ、お客さまの好みを覚えていくのも楽しいこと。
いろいろな学びがそこにはあります。
営業や販売がメインの仕事だった頃は
得た情報、気づいたこと、全部ノートに書いていました。
このノートがスゴイ物事を生み出す原動力だったような気がします。
会社のルールには、社会人ですからもちろん従いますし
文句を言うつもりもありませんが、
頑張っている仲間をいたわったり、ねぎらったりする
気持ちを、自分は持ち続けていたいと思いました。
そして、日頃一緒に働いている仲間に感謝の気持ちを忘れずに
いられたらいいなぁ〜なんて思っています。
人の心を動かすような文章を書きたい。
人の心を動かすような広告や雑誌を作りたい。
だからこそ、
心や、情や、古き良きものや、
季節に感謝して、そして大切にしたいと思うのです。
時代の流れですね。
無駄なものはどんどん省かれて、
ムダのない社会、合理的な社会になっていく。
悪いこととはいえません。
ムダを省いていくのは大事なこと。
私は実は朝のこのお茶出しが大好きだったんです。
いつの間にか後輩のほうが多くなり、
私がお茶を出す機会は少しずつなくなり、
お茶をいただく立場になっていきましたが、
朝のほんの5分か10分のこと。
日頃お世話になっている、同僚や先輩、後輩に
心を込めてお茶を入れるほんの数秒、ほんの数分。
「どうぞ」「ありがとう」
そんな数秒でも、日頃、同じ案件をやっていない
別の部署の人などとの触れあいもあり、
とっても好きな時間でした。
一日に一度くらい、心を込めてお茶をいれる……
誰かが自分のためにお茶をいれてくれる……
そんな時間があることが日本人の心の「豊かさ」に
繋がるような、そんな気がしていました。
大変な仕事を終えて会社に帰ってきた上司や先輩に
「お疲れ様でした」とお茶を入れるのも
なんだかとてもステキな時間でした。
「いたわる」と「ねぎらう」は同じ文字を書きます。
労働の「労」。
「る」がつけば、労る。
「う」がつけば、労う。
ものすごく忙しい時でも、何時間もかかることではありませんし、
ほんの数分ですむこと。
仕事に集中している合間にちょっとした気分転換になったり、
お茶を入れた相手からの
「ありがとう」で気持ちがリセットされたり……
逆にこちらが元気をもらえたりして……
そんなイイコトもたくさんありました。
自分が直接担当をしていないお客さまにお茶をお出しするときも
口に出してお礼をおっしゃる方ばかりではないけれど、
一瞬だけ目が合って、そして何かが通じ合う。
この、あ・うんの呼吸って、
日本人の「察する力」に通じる物があるような気がします。
温かいものしか飲まない
コーヒーが苦手
タバコを吸う、吸わない
暑がり、寒がり
少しずつ、お客さまの好みを覚えていくのも楽しいこと。
いろいろな学びがそこにはあります。
営業や販売がメインの仕事だった頃は
得た情報、気づいたこと、全部ノートに書いていました。
このノートがスゴイ物事を生み出す原動力だったような気がします。
会社のルールには、社会人ですからもちろん従いますし
文句を言うつもりもありませんが、
頑張っている仲間をいたわったり、ねぎらったりする
気持ちを、自分は持ち続けていたいと思いました。
そして、日頃一緒に働いている仲間に感謝の気持ちを忘れずに
いられたらいいなぁ〜なんて思っています。
人の心を動かすような文章を書きたい。
人の心を動かすような広告や雑誌を作りたい。
だからこそ、
心や、情や、古き良きものや、
季節に感謝して、そして大切にしたいと思うのです。
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