ゴマすりだと分かってるけど……

汚れていたのでスプレー洗剤なども使って拭き掃除をしたその日から、何度乗っても体重が2kg少なく表示されるようになってしまいました。
最初は「え? やった〜、痩せたのかな?」と思いつつ、「いや、まさか……ダイエットしてないのに?」と心とアタマでうれしいような疑わしいような自問自答が続き、他のに乗ってみると……「あれ? やっぱり⇩(T^T)」
でも、何度乗っても2kg少なく表示されるので、分かっていてもチョッピリうれしい(アホ)。
なのでこの体重計は「ゴマすり君」と呼ぶことにしました。
落ち込んだときや悲しいことがあった時に乗ってみる。
分かっていても少しうれしい(アホ)。
おせじやゴマすりって分かっていても……
確実に分かっていても、人はやっぱりその都度チョッピリうれしいものなのですね〜〜〜。
そこで、ちょっとググってみると、あることあること!!
「誉める」という「技術」を学ぶための本が、まぁ〜〜〜〜いっくらでもあるじゃありませんか!?





雑誌不審とか、新聞部数減少とか、そういう声を聞く中で、こうした書籍(ハウツー本)は次々に刊行されるんだな〜と、なんだか不思議に思いつつ、本屋さんをウロウロしていると、書籍のタイトルやら、種類やらだけでも情報満載で飽きることがありませんね。
話し戻って……、
本当にステキだな、すごいな、うまいな、美味しいな、上手だな、えらいな……って感じたときに誉める……というか、感動したことを素直に伝えるのではなく、そこにはスキルが必要なのですね。なんか、嘘くさい人間関係みたいで共感できないようなできるような……ちょっぴり複雑な心境。本当に誉めたいときに素直に誉めたいような気もします。
「親にも叱られたことがないんです」
「私、誉めると伸びるタイプです」
自己紹介の時にそんなことを言う若い社員もいて、はじめはちょっぴりビックリしましたが、山本五十六の有名な言葉、「やってみせ、言って聞かせてやらせてみ、誉めてやらねば人は動かじ」の「誉めてやらねば人は動かじ」の部分だけ! みたいな時代になってしまったのでしょうか?
ゆとり世代の「ゲーム脳」が問題だと言う先生もいらっしゃいますね。
あ、ゲーム脳の人から見た日常風景がヤバイという面白いサイトがあります(Blueの文字クリック)。本題とは全く関係ありませんが……(笑)
誉めて伸びるタイプと、叱って伸びるタイプがあると言う先生もいらっしゃいます。部下のことを良く観察し、よくよく考えていかなければいけない、管理職にはますます難しい時代ですね。プライドが高くて壊れやすいので、背が高くて薄いガラスの花瓶を扱っているような気分になります。倒しちゃだめ〜〜〜って(笑)
ところで、明後日、9月17日(日)「ほめ達検定」なるものが実施されます。マジです。
一般社団法人日本ほめる達人協会
ガミガミキャラ
ヒステリーキャラ
イライラキャラ
などの自分を本気で変えたいと思っているのなら、勉強して受けてみるのも手かもしれません。
なんだか、最近は国家資格とは別に楽しい検定がいっぱいありますね。
そしてもちろん、ここでイチバンに思い浮かべるのは、前にもブログに書いたことがある三重県の教習所「南部自動車学校」です。
若者の自動車離れ、免許離れが叫ばれ、業績不振や廃業が相継ぐ教習所業界にあって、「褒めちぎる」ことで業績を伸ばしたということで、雑誌やテレビで一時期、ものすごい話題になりました。
お世辞じゃなくて、ゴマすりじゃなくて、本当に心から感動したり感謝したりできて、そして誉める達人に慣れたらいいな〜と思います。
今日も我が家の「ゴマすり君」に乗って、機嫌良くお仕事スタートです。
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