お弁当変化からのライフスタイル考察
何年か前に、某問屋の社長さんが、「お弁当ってえもんは、その昔、お母さんがこしらえて、もって出かけて外で食べるもののことを言ったんだけど、近頃はお母さんが外で買って持ち帰り、自宅で食べるもののことになったね」とおっしゃっていて、なかなか面白いことを言うなぁ~~と、ポンッと手を打って、頭の上に電球点けて感心したものです。
広辞苑は先日書き換えが終わったばかりですが、次の書き換えの時に「お弁当」の説明がどうなることか?個人的に少し興味があります。
しかしながら、
【弁当の語源・由来】 弁当は、中国南宋時代の俗語で、「好都合」「便利なこと」を意味する「便当」が語源である。 「便当」が日本に入り、「便道」「弁道」などの漢字も当てられた。 「弁えて(そなえて)用に当てる」ことから、「弁当」の字が当てられ、弁当箱の意味として使われたと考えられる。
と、語源を調べてみれば、「買って帰って家で食べる便利な食べ物」が、まさしく弁当だとも言えるわけで、ますます納得!?
2017年に8.7兆円だった中食市場が、ついに10兆円市場になりました。家電やファッションの市場と変わらない巨大な市場ということです。
レトルトカレーの売り上げは、カレー粉、カレールーの売り上げを抜いたそうです。カレーになってるモノを食べてる人のほうが多くなって来たということなんですね~~f^_^;
レトルトカレーを美味しいと思ったことはあんまりないけれども、ご当地カレーや名物カレーも増えて、近所のスーパーのレトルトカレー売り場は本屋さんみたいにレトルトカレーの箱が無数に並んでいて、なんだかやけにワクワクします。片っ端から全部食べてみたいような気分になります。きっと絶品があるんじゃないか?そんな気がします。
片っ端から‥‥‥やった人、いると思います(笑)
出張が多いので、ウチの夫もカレー比率は高いですが、残念ながら私が作ったものをタッパーに小分けにして冷凍してるもの。今度、レトルトカレーパレードにしてみようかな。。。けど、これがまた結構なお値段で、1つ500円以上するものもたくさんあるんですよ!
外食のカレーより高くなりますね(笑)
中食市場の拡大は、共働き家庭が増えたことや、独身一人暮らしが増えたことがその要因と、記事にはコメントされていました。
それに加えて、独居老人も要因の一つかもしれないと個人的には思います。ウチの義母はもはや無理ですが、もう少ししっかりしていた頃なら、お弁当を買ってきて食べるとか、毎晩お弁当が届くとか、そうしたライフスタイルも、可能だったかもしれません。
亡くなった母方の祖母は、ボケてなかったので歩けるうちは自炊でした。たまに訪ねると、冷凍の豚ロースがラップにくるんでまな板の上に置かれていて解凍中。トンカツ一枚でも自分で作って食べるのはえらいもんだと感心したものです。1人ですき焼きしてることもありました。私はなかなか1人だとなーんもやる気にならず、多分私だったら毎日納豆ご飯とかだろうなぁ。
先日、久しぶりにお目にかかった佐賀県の呉服店の社長の息子さんも学生さんで一人暮らしで、食事はもっぱらコンビニのイートインコーナーを利用しているそうです。その理由は、自宅でゴミを出さないようにするためなのだそうです。
確かにゴミ出し、分別もあるから大変ですし、全部のメニューがそれぞれにしっかりと箱やケースやビニールなどによって個別に包装されているのでゴミの量もたくさんになり、大変ですよね(笑)
なんとなーく、自宅でくつろぎ、テレビでも見ながらゆっくり食べるほうがいいような気がするんですが‥‥‥
そうだ!
今の人たちは、テレビを観ないんだった!
スマホがあるからeat-inコーナーで全く問題ないわけですな。
自宅の最寄りのコンビニも5月のリニューアルでeat-inコーナーが広くキレイになりました。確かにゴミを出さないためにという発想は、いかにも今風。根本的なゴミ減量ならさらに素晴らしいんだけどね。
キッチンが汚れるから揚げ物はしないという従姉妹がいます。私より年上の都会暮らし。ファッショナブルで知的な憧れのお姉さまで白のレクサスに乗ってサングラスしてると女優さんみたいです。
お皿を洗うのが大変だからと、買ってきたお惣菜をお皿に移さない友人もいます。お皿数枚って、洗い物にかかる時間と手間はあんまり変わらない気もするけど‥‥(笑)
Tシャツから何から、全ての洋服を畳まずにハンガーにぶら下げるという同僚もいました。衣替えもなし!とにかく全てをぶら下げておくのが一番便利だそうです。
所有欲が激減し、合理的なライフスタイルを志向する人が増えていくと衣食住のカタチは大きく変わりますね。
モノにあふれた時代に生まれ育った人達にはは、「いつかいるかもしれない」とか「いざという時のために」というという感覚は皆無です。
広辞苑は先日書き換えが終わったばかりですが、次の書き換えの時に「お弁当」の説明がどうなることか?個人的に少し興味があります。
しかしながら、
【弁当の語源・由来】 弁当は、中国南宋時代の俗語で、「好都合」「便利なこと」を意味する「便当」が語源である。 「便当」が日本に入り、「便道」「弁道」などの漢字も当てられた。 「弁えて(そなえて)用に当てる」ことから、「弁当」の字が当てられ、弁当箱の意味として使われたと考えられる。
と、語源を調べてみれば、「買って帰って家で食べる便利な食べ物」が、まさしく弁当だとも言えるわけで、ますます納得!?
2017年に8.7兆円だった中食市場が、ついに10兆円市場になりました。家電やファッションの市場と変わらない巨大な市場ということです。
レトルトカレーの売り上げは、カレー粉、カレールーの売り上げを抜いたそうです。カレーになってるモノを食べてる人のほうが多くなって来たということなんですね~~f^_^;
レトルトカレーを美味しいと思ったことはあんまりないけれども、ご当地カレーや名物カレーも増えて、近所のスーパーのレトルトカレー売り場は本屋さんみたいにレトルトカレーの箱が無数に並んでいて、なんだかやけにワクワクします。片っ端から全部食べてみたいような気分になります。きっと絶品があるんじゃないか?そんな気がします。
片っ端から‥‥‥やった人、いると思います(笑)
出張が多いので、ウチの夫もカレー比率は高いですが、残念ながら私が作ったものをタッパーに小分けにして冷凍してるもの。今度、レトルトカレーパレードにしてみようかな。。。けど、これがまた結構なお値段で、1つ500円以上するものもたくさんあるんですよ!
外食のカレーより高くなりますね(笑)
中食市場の拡大は、共働き家庭が増えたことや、独身一人暮らしが増えたことがその要因と、記事にはコメントされていました。
それに加えて、独居老人も要因の一つかもしれないと個人的には思います。ウチの義母はもはや無理ですが、もう少ししっかりしていた頃なら、お弁当を買ってきて食べるとか、毎晩お弁当が届くとか、そうしたライフスタイルも、可能だったかもしれません。
亡くなった母方の祖母は、ボケてなかったので歩けるうちは自炊でした。たまに訪ねると、冷凍の豚ロースがラップにくるんでまな板の上に置かれていて解凍中。トンカツ一枚でも自分で作って食べるのはえらいもんだと感心したものです。1人ですき焼きしてることもありました。私はなかなか1人だとなーんもやる気にならず、多分私だったら毎日納豆ご飯とかだろうなぁ。
先日、久しぶりにお目にかかった佐賀県の呉服店の社長の息子さんも学生さんで一人暮らしで、食事はもっぱらコンビニのイートインコーナーを利用しているそうです。その理由は、自宅でゴミを出さないようにするためなのだそうです。
確かにゴミ出し、分別もあるから大変ですし、全部のメニューがそれぞれにしっかりと箱やケースやビニールなどによって個別に包装されているのでゴミの量もたくさんになり、大変ですよね(笑)
なんとなーく、自宅でくつろぎ、テレビでも見ながらゆっくり食べるほうがいいような気がするんですが‥‥‥
そうだ!
今の人たちは、テレビを観ないんだった!
スマホがあるからeat-inコーナーで全く問題ないわけですな。
自宅の最寄りのコンビニも5月のリニューアルでeat-inコーナーが広くキレイになりました。確かにゴミを出さないためにという発想は、いかにも今風。根本的なゴミ減量ならさらに素晴らしいんだけどね。
キッチンが汚れるから揚げ物はしないという従姉妹がいます。私より年上の都会暮らし。ファッショナブルで知的な憧れのお姉さまで白のレクサスに乗ってサングラスしてると女優さんみたいです。
お皿を洗うのが大変だからと、買ってきたお惣菜をお皿に移さない友人もいます。お皿数枚って、洗い物にかかる時間と手間はあんまり変わらない気もするけど‥‥(笑)
Tシャツから何から、全ての洋服を畳まずにハンガーにぶら下げるという同僚もいました。衣替えもなし!とにかく全てをぶら下げておくのが一番便利だそうです。
所有欲が激減し、合理的なライフスタイルを志向する人が増えていくと衣食住のカタチは大きく変わりますね。
モノにあふれた時代に生まれ育った人達にはは、「いつかいるかもしれない」とか「いざという時のために」というという感覚は皆無です。
スポンサーサイト